株式会社インテグラ技術研究所
MCHS 最新情報
MCHS 最新情報
■ MICRO CADAM Helix 2018 R3 (2018年4月〜)
・ユーザーシンボルのグループ化まとめて置換
・矢印の引出位置指定時、配置子図対応
・コーナー作成時の線種等の継承
・子図内の全点消去対応
2018 R2
・同心円のオフセット 2つの円の中間に作成
・グループ移動時の表示改善 ドラッキング表示が常時表示
・子図配置回数の表示
・DXF/DWG変換 2018対応
2018 R1
・子図編集機能の拡張 子図ウィンドウ内の子図配置も編集可能
・境界要素に配置子図要素指定可能 断面特性やパターンで利用
・グループ化のストレッチで、途中で伸縮指定可能
・擬尺寸法の確認 寸法の表示/不表示に、実尺/擬尺が追加
・角度寸法公差に指定した文字を付加 °が入る
■元に戻す機能の提供 (V5R2)
【概要】
操作によって生じる図面状態の変更を元に戻したり、やり直したりする機能が追加されました。
【内容】
いままで、要素作成後にYNを選択することによって消去および復元できましたが、さらに図面状態の変更を元に戻すことができるようになりました。
メニュー・バー【編集】に以下のメニュー追加されました。
- [元に戻す(D)]:直前の操作によって生じた図面状態の変更を元に戻します。
- [やり直す(R)]:[元に戻す(D)]で戻した図面状態をやり直します。
この機能は、操作自体ではなく図面状態が対象になります。したがって、必ずしも操作と図面状態の変更が一致するとは限りません。
たとえば、次の操作での変更は対象になりません。
- ファンクション、メニューの選択
- 初期値の変更 注)
- グリッドの表示/不表示
- ウィンドウ状態の設定/設定解除
- システム・カラーの定義
- レイヤー定義中の操作
- 要素プロパティーでの操作
注)たとえば、次のような変更です。
- <注記(NOTE)>【記入(NOTE)】で入力した文字高さ
- <線種(TYPE)>【カラー(COLOR))】→【要素(ELEM)】→【モード(MODE)】で指定した色
など...
また、元に戻す最大回数を、環境設定ユーティリティーで指定できます。
<設定手順>
1. 環境設定ユーティリティーの【MCADAM5.SYS】を開く
2. 「全般」シートを開く
3. [元に戻す最大操作数]に回数を指定
回数は、0〜20まで指定できます。この機能を使用しない場合は 0 を指定します。
※この項目の追加により、[全般]シートの項目のいくつかが[補助2]シートに移動しました。
この指定に関わらず、以下の操作を行うと、図面状態の変更履歴がリセットされます。
- ビュー、部品、子図、オーバーレイ・メンバー図面間の切り替えが行われたとき
- ビューを作成、削除したとき
- 子図を作成、削除したとき
- 部品を作成、削除したとき
- オーバーレイ図面を作成したとき
- オーバーレイのメンバー図面を追加、削除、置換、再呼び出ししたとき
- <消去(SHOW)>【パック(PACK)】 でデータ・パックを行ったとき
- 図面をファイルしたとき
- メニュー・バー【切り替え】でグループ化を行う際にグループを切り替えたとき
- OLEオブジェクトの取り込み、リンク設定、または削除を行ったとき
- <ファイル(FILES)>【プロファイル(PROFILE)】で「図面モード」を変更したとき
- オーバーレイ・レイヤー・モードに切り替えたとき
- <部品(PARTS)>【共有部品(LINK)】または【部品ばらし(DROP TO LINK)】を選択したとき
- <パラメトリック(PARAMETRIC)>、<アクセス(ACCESS)> 注)、<イメージ(IMAGE)> 注) を選択したとき
- <アクセス(ACCESS)>で作成したアプリケーション・プログラムが定義されたユーザー定義ボタンを選択したとき 注)
注)現在作業中の図面だけでなく、全図面が対象です。
メニュー・バー【カストマイズ】→【ファンクション】で、この機能のアイコンをファンクション・ボタンやツール・バーなどに割り当てることができます。
(左から、元に戻すアイコン、やり直しアイコン)
■注釈入力操作の改善(V5R2)
【概要】
図面の注釈を入力するときの操作性が向上しました。
【内容】
従来、注釈の入力は直接入力しかできませんでしたが、図面に記入されている注記を選択して注釈とすることができるようになり、操作性が向上しました。
<操作手順>
1. <ファイル(FILES)>【注釈(TEXT)】
注釈を入力するダイアログ・ボックスが表示されます。
2. 注釈をキーイン、または注記をSEL
注記は複数選択でき、選択した順に制限文字数まで追加できます。
3. [OK]
■Windows Vista 対応(V5R2、V4R3,V3.18)
【概要】
V4製品が、Windows Vista に対応されました。
また、全バージョンで Windows Vista x64bit 環境下での稼動をサポートします。
【内容】
V4製品が、Windows Vista(Business以上)に対応されました。
さらに、全バージョンで x64bit 環境下での稼動をサポートします。
ただし、32bit互換モードでの稼動となります。
■HD DXTran とは
HD
DXTran は、MICRO CADAM Helix Design & Drafting(以下MC Helix
D&D)で作成した図面データ(図形要素、属性情報など)をDXF・DWG フォーマットに変換したり、他のシステムで作成したDXF・DWG
フォーマットのデータをMC Helix D&D の図面に変換することのできるツールです。
【主な特長】
- DXF/DWGフォーマットを介して、他のシステムとのデータ交換を可能にします。
- MC Helix図面ファイルとDXF/DWGフォーマット・ファイルとの双方向データ変換を行います。
- MC Helix D&D のないServer稼動PCでも使用できます。
<ノードロック版>
- MC Helix D&D のメニュー、または統合データ管理を使用して変換処理を行います。
- バッチ処理による変換を利用して、大量の図面を一括して変換することが可能です。
- MC Helix D&D および HD XViewer のHelix Explorer からの直接も変換できます。
<フローティング版>
- 単独のユーティリティーを使用して変換処理を行います。統合データ管理の画面構成および操作性を踏襲しているので、違和感なく操作できます。
- MC Helix D&D のメニューを使用して変換処理ができます。
■HD PDFTran とは
HD PDFTranは、MICRO CADAM Helix Design & Drafting(以下MC Helix D&D)で作成した図面データ(図形要素、属性情報など)を、業界標準フォーマットであるAdobec PDF(Portable Document Format)に変換するためのツールです。
【主な特長】
- マルチプラットフォームに対応したファイル・フォーマットに変換することによって、MC Helix D&Dで作成した図面をあらゆるPC環境で表示・印刷が可能になります。
- MC Helix D&D のないServer稼動PCでも使用できます。