株式会社インテグラ技術研究所
3D TascalX 最新情報
3D TascalX 最新情報
■3次元ハイスペックビューワ 3D Tascal X V4 リリース
新バージョンでは、Pro/ENGINEER、ACISインターフェースを追加しました。これにより市場の主だった3Dデータへの対応が可能となりました。データ読込みにおいても、読込み速度やメモリ消費量を大きく改善しました。
また、パーツ検索やマークアップでの部品表及び画像の貼り付け機能を追加する事により、作業指示書や加工指示書の作成をより快適なものとしました。さら
に、ミラーリング機能や図面の番線を追加する事で、自動車業界での3D
CADデータを扱うお客様からのご要望に対応致しました。今回のバージョンアップでは、その他40項目に及ぶ機能強化を行っております。
□3D Tascal X V4 新インターフェース
製品構成 | 製品形態 | IN | OUT | 対応バージョン |
---|---|---|---|---|
Pro/ENGINEER (*.prt,*.asm) | オプション | ○new | -- | 16 〜 Wildfire2 |
ACIS (*.sat) | 標準 | ○new | ○new | 5 〜 16 |
STEP (*.stp,*.step) | 標準 | ○ | ○new | AP203,AP214 |
読込み速度やメモリ消費量の改善
読込み速度の向上 (従来比 30% UP)
◎Parasolidデータ 560部品 22MB Ver3 :1分37秒 ⇒ Ver4 :1分7秒
◎Parasolidデータ 160部品 30MB Ver3 : 42秒 ⇒ Ver4 : 30秒
メモリ消費量の低減 (従来比 10% DOWN)
◎Parasolidデータ 560部品 22MB (読込) Ver3 :約618MB ⇒ Ver4 :約520MB
◎Parasolidデータ 560部品 22MB (図面化) Ver3 :約804MB ⇒ Ver4 :約710MB
※テスト環境/CPU:Pentium 4 3Gz メモリ:2GB グラフィック:GeForce6600
□3D Tascal X V4 主な新機能 / 強化機能
- パーツ検索機能
- マークアップ機能の強化
- 面の色属性
- 厚み計測機能
- 面の交線作成機能
- 3D断面専用ビュー
- ミラーリング機能
- 図面化機能の強化
- D-view Plus
1.パーツ検索機能
複数パーツよりアセンブリやパーツ及び数量を検索、表示する機能です。
またさらにそのパーツをフォーカスすることができます。
これにより、必要なパーツだけ取り出して作業することができ、手配表などの作成の効率をアップすることができます。
2.マークアップ機能の強化(画像や部品表の貼り付け)
3D画面上に、部品表や画像ファイル(BMP,JPEG)をマークアップとして貼り付ける事ができる機能です。
3.面の色属性
面に、色だけでなく属性も付加することができる機能です。
4.厚み計測機能
面直方向の厚みを計測することができる機能です。
面を選択するだけで指定した面に垂直な反対側の面までの厚さを測ることができます。
5.面の交線作成機能
選択された2つの面の交わる線をスケッチできる機能です。
6.3D断面専用ビュー
3D画面上で確認する断面を常に正対視する事ができるサブ画面です。
7.ミラーリング機能
3D画面上にある、形状及び線・点・寸法等の要素をミラーコピーできる機能です。
8.図面化機能の強化 (カラー対応・番線対応)
3Dモデルの色や、番線を図面に反映します。
9.D-view Plus(ディービュープラス)
本体付属のツール、D-viewに寸法・コメントの追加やDXF⇔DWG間の変換を付加した新しい2Dビューアです。
□3D Tascal X V4 その他の強化機能
- 直行線(3Dスケッチ機能)
- 投影線の改善(3Dスケッチ機能)
- 初期設定(比重・ソリッド化トレーランス・出力ディレクトリ)
- ダイレクト移動ツールの改善
- 画面領域の指定
- 一括色変更 など
□動作環境
- CPU : Pentium4 2.80GHz以上推奨
- メモリ : 1GB以上推奨
- OS : Windows 2000/XP ※
- グラフィクス : OpenGLアクセラレータ推奨
※「 Windows XP x64 Edition 」 をご使用の場合は、別途ドライバのインストールが必要です
■3次元データ変換だけに特化した『Dax Man』がリリース
『Dax
Man』
は、ドラッグ&ドロップにてファイルの追加が可能になっていますので、あらかじめ変換パラメータを設定しておけば、エクスプローラよりファイル、または
フォルダをメイン画面にドラッグ&ドロップして変換を実行するだけでメイン画面に追加された全てのファイルを一括で変換できます。ドラッグ&ドロップした
ファイルの中に『Dax Man』で入力できないファイルがあっても自動判別により追加されることはありませんので、気軽にファイルを追加できます。
『TascalX』、『Dax Man』の詳細はこちら(株式会社シーセット様)
■お問い合わせ
(株)インテグラ技術研究所 技術部 TEL:053-458-9001 FAX:053-458-9011
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